ショートヘアーだと、着物に似合う髪型を、自分で簡単にアレンジすることは難しいと思っていませんか?

特に、年齢と共に髪質も細くなり、ボリュームも出しづらい40代50代のショートヘアーだと、なおさら諦めてしまいがち。

今回は、そんな悩みも多い40代50代のショートヘアーでも、着物に似合う髪型を自分で簡単にアレンジできる方法を紹介します。

ヘアアレンジの際に使用する髪飾りも合わせてご紹介します。

40代50代のショートヘアーで着物に似合う髪型

着物を着る上で、ヘアースタイルは着付けと同じくらい重要な部分です。

ヘアースタイルをきれいに整えることで、着姿が更に素敵になるので、まずは40代50代のショートヘアーで着物に似合う髪型を4点紹介します。

① 大人きれいめショート髪型
② 髪飾りを付けるだけの簡単髪型
③ 和装ウィッグを付けたゴージャス髪型
④ 梅宮アンナさんヘアー

① 大人きれいめショート髪型

大人きれいめショート髪型

サイドをかき上げ、髪に動きを出した簡単なアレンジなのに、着物にぴったりなエレガントで上品な印象の髪型です。

この髪型のポイントは全体的にボリュームを出す事です。

40代50代にありがちなトップや後頭部、前髪の薄毛をうまくカバーした髪型になります。

② 髪飾りを付けるだけの簡単髪型

髪飾りを付けるだけの簡単髪型

ショート過ぎて、どんなアレンジもできない人や、時間がない時の必殺アイテムである髪飾りを付けただけの髪型。

気おつけなければいけないのは、髪飾りの種類。

成人式に使うような

「いかにも和装の髪飾り」

という様な、大ぶりでカラフルなお花のような髪飾りは、着物も髪型も華やかな物が似合う、若者におすすめな髪飾りになります。

ある程度年を重ねた40代50代は髪飾りは、大人で落ち着いたイメージの髪飾りを付けることで、上品な印象になります。

後から紹介する「着物のヘアースタイルにおすすめな髪飾り」に40代50代向けの髪飾りを紹介しますので、参考にして下さいね。

③ 和装ウィッグを付けたゴージャス髪型

いつものショートヘアーに少し飽きてしまった方や、ゴージャスに変身したい方におすすめの、写真のような和装ウィッグを付ける髪型です。

こちらのウィッグは私も実際に使っているアイテムで、付ける高さや、前髪を変えるだけで何通りの髪型もできてしまう万能ウィッグです。

実際に使用してみた様子です。
ゴージャスに変身したい方におすすめな髪型。

付け方も簡単で、まずは土台となるトップの髪をまとめれる分だけ取り、ゴムで結びます。

まとめれなかった残りの髪を、ピンや固まる整髪料などを付けながら止めて、地毛の処理をします。

後は作ったトップにウィッグに付いているコームをさすだけです。

ウィッグの面積が大きいため、土台となる地毛の処理が苦手な人にも、簡単に隠してきれいに見せる事ができます。

④ 梅宮アンナさんヘアー

梅宮アンナさんヘアー

いきなり人物指定の髪型になりましたが、梅宮アンナさんの髪型は40代50代の髪での悩みを全てカバーしています。

写真は洋服ですが着物にも似合う、とても万能なショートの髪型だったのでご紹介しますね。

40代50代のショートの女性の悩みは

「トップやサイド、前髪などにボリームがない事」

です。

ただでさえ、ハリやコシがなくなった髪質でショートヘアーだと悩みをカバーしたアレンジをしなければ、とても貧相な髪型に見えてしまいます。

梅宮アンナさんの髪型は悩みをカバーしてアレンジされた、全体的にボリュームがある髪型になり40代50代ショートの髪型におすすめです。

この髪型はコシやハリが無いのにできないと思っているかもしれませんが、作り方に必要なポイントさえ押さえれば、自分で簡単にできてしまいます。

ポイントを知って自分で簡単にアレンジする方法

梅宮アンナさんに見る40代50代のショートヘアで着物似合う簡単アレンジを3つのポイントあります。

そのポイントを元に自分で簡単にアレンジする方法を分かりやすく画像で紹介していきます。

逆に、40代50代は避けたほうが良い髪型も理由を付けて紹介しますね。

まずは40代50代のショートヘアーのアレンジに必要なポイント3つを紹介します。

ショートアレンジだけでは無く、ボブなどのストレートの髪型を除くヘアアレンジ全般に使えるポイントです。

このポイント3つさえ押さえていれば、どんな髪型も自由自在にアレンジできるようになるので、しっかりマスターしていきましょうね。

① 前から見た時のポイント
髪型前から見た時のポイント

ポイント1つ目は、「前から見た時」のポイントになります。

顔の中心部分である鼻の縦のラインを真ん中に、外枠の変形のひし形になるように意識して、髪型を作っていきます。

人それぞれ、丸顔だったり、面長だったりとありますので、自分の顔を鏡で見て一番バランスの良い位置のひし形で大丈夫です。

「絶対にこの位置!」

なんて位置は存在しません。

大切なのは、ポイントを押さえた自分だけの正解を見るける努力をする事です。

ひし形にする為の作り方のイメージは
まずはトップのボリュームを出すこと

まずはトップのボリュームを出すこと。
ハチが張ってる人ボリュームを調節

次に丸の部分のボリュームを調節すること。
ハチが張ってる人は、ボリュームをダウン気味に作って下さい。

最後に頬周りの髪のボリュームダウン

最後に頬周りの髪のボリュームダウンをすることで、すそ絞りのシャープな顔(小顔)を作る事ができます。

② 横から見たポイント
ポイント2つ目は、「橫から見た時」のポイントになります。

日本人の頭の形は特に、絶壁(ぜっぺき)の人が多いです。

日本人の頭の形は特に、絶壁(ぜっぺき)の人

この絶壁をカバーする画像のような後頭部を盛った髪型を作ることで、エレガントさや、重厚感がガラッと変わり、とても品のある印象を作れます。

人が他人の印象を認識する時は、前からの顔だけではなくて、左右前後、あらゆる角度からその人の印象を認識します。

昔から

「横顔が美しい人が美人」

と言われますが、その”横顔”とは頭の形も含めた横顔です。

他の2つのポイントより遥かに重要なポイントになりますので、しっかりと押さえるようにしましょう。

絶壁をカバーする髪型は、後頭部にボリュームを作って上げることにより解決します。

1番きれいに見える後頭部の位置は、あごのラインから耳たぶの下を繋げた延長線上にある部分です。

そこに後頭部のボリュームの下の辺がくるようにボリュームを作って上げるときれいな後頭部ができあがります。

後頭部のボリューム

ポイント3つ目は、「後ろから見た時」のポイントになります。

こちらは、前から見た時のポイントを作る要領と同じです。

頭の中心部分であるラインを真ん中に、外枠の変形のひし形になるように意識して、襟足部分をしぼめるように意識して髪型を作っていきます。

以上3つが40代50代のショートヘアーのアレンジに必要なポイントになります。

この女性の髪型はポイントをしっかり抑えたとてもエレガントで上品な髪型ですね。

では、実際にポイントを押さえた髪型を自分でアレンジするやり方を紹介します。

やることは基本的に一つです。

① 写真ほどの量の髪を取ります。
 
② クシを下から入れて根本にドライヤーを当てます。
 
③ 毛先の方まで一気に巻いていきます。
 
④ 一回でこれくらいの立ち上がりが理想です。
 

 

髪の毛を根元から立ち上げます

 
これの繰り返しを髪の毛全体に行い、髪の毛を根元から立ち上げます。

ボリュームが出にくい人は、持ち上げる角度を①番ほどにして、とにかく根元に熱を当ててください

ドライヤーを根本に当てて、毛先までしっかり巻いて行くことがポイントです。

私はクルクルドライヤーで一気に巻いていきますが、ドライヤーとクシの両手使いができる人はそちらでも大丈夫です。

前髪を作る場合は前髪にしたい部分だけを下向きに巻いていきます。
前髪以外の部分は全て後ろに巻いていきます。

髪の毛全体にドライヤーでボリュームを作って行ったら、ポイントに添って髪の毛を手ぐしで整えます。

手ぐしで整える際にハード系のワックスを手に付けながら行うと、きれいに言うことを聞いてくれて、やりやすいです。

サイドのボリュームを整える場合はピン止などでアレンジしても、収まりが良くなります。

横髪や、後頭部のアレンジは前から見るだけの鏡だと、全体が確認できないので三面鏡やあわせ鏡を使って整えて行きましょう。

以上がポイントを押さえた髪型を自分でアレンジするやり方でした。

この方法でアレンジすると、始めの状態とは比べ物にならないほど、ボリュームが出て小顔効果や、上品な髪型になります。

逆に、40代50代は避けたほうが良い髪型は、

、40代50代は避けたほうが良い髪型

写真の様なエアリー感のある髪型です。
エアリー感で動きのある髪型を40代50代の人がしてしまうと、ただでさえボリュームが足りない髪質が強調され、逆に貧相に見えてしまいます。

40代50代の着物に似合う髪型は、ショートでもロングのまとめ髪でも共通して言えることは

「空気感のない、重めのアレンジ」

を意識して、ポイントを押さえたボリューム感を作る事で、エレガントで上品な大人の着物に似合う髪型になります。
エレガントで上品な大人の着物に似合う髪型

特にこちらの髪型のように、髪の毛が顔全体にピッタリとくっついている髪型は、注意が必要です。

顔の筋肉にハリがある若い子や、初めから小顔な子がやるのには、もってこいの髪型ですが、顔が大きい人が、小顔効果を求めやってしまうと、返って顔の大きさを強調させてしまいます。

40代50代の多くは、年齢と共に顔の筋肉も衰え、皮膚も下がるため、頬骨が強調され、あごの橫辺に、頬から垂れた肉がたまり、ベース型の顔の輪郭になることが多いです。

主に頭のトップ全体にボリュームを出し、頬の周りに髪の毛を添わせるこの髪型を、ベース型や、頬の骨が強調された年代でやってしまうと、

逆に顔の大きさが強調されてしまうため、やめておいた方が良いですね。

もしも、40代50代の小顔効果を狙った髪型のアレンジをしたいのならば、
40代50代の小顔効果を狙った髪型

写真のように顔の周りに髪の毛がかからないように、顔から髪の毛を離し、浮かすイメージでアレンジする方が小顔効果を期待できますよ。
(実際に顔の大きな自分(40代)で実証済みです)
 
 
実際に多くの着物姿の方が集まるパーティーに行った際に、その会場で発見した素敵な髪型をまとめた記事があります。

ショートではありませんが、ウィッグを使ったアレンジなどやり方によってはショートにも応用できるので参考にしてみてください。


 
 

最後に40代50代のショートの髪型に似合う髪飾りを5つ紹介して終わりたいと思います。

40代50代のショートの髪型に似合う髪飾り

ショートヘアーでのヘアアレンジとして、髪飾りを付けるだけでも素敵。

着物姿のアクセントになり、オシャレ感がプラスされておすすめです。
 

① つまみ細工の簪

 
ツマミ細工簪(かんざし)

ツマミ細工で、簪(かんざし)や帯留めを作っている作家さんの髪飾り。
生地は全て絹を使用していて、染織もご自身でやられる為全て一点物で、何よりデザインが現代的でおしゃれ。

私もいくつか愛用していますが、一見してツマミ細工とわからない、斬新なデザインとカラーがお大人の女性を作り出してくれ、出先でいつも褒められます。

帯留めも同じデザインで作ってくれるのが嬉しいポイント。

② 螺鈿金蒔絵のべっ甲簪(かんざし)

 
螺鈿金蒔絵のべっ甲簪(かんざし)

こちらは、亀の甲羅からできた本物のべっ甲で作られた簪。
純24金や、黒漆、蒔絵、螺鈿など、日本を代表する伝統工芸の技術の数々で作られた高級簪です。

女優の武井咲さん主演、黒革の手帖2017でも何度も使われた簪で有名です。

これだけの伝統工芸の技術によって作られた簪ですので、お値段も超高級ですが日本には

「この様な素晴らしい伝統工芸品がある」

という作品の一つとして参考にしてください。

③”能作”の簪

 

仏具、茶道具、花器などの鋳物(いもの)といえば”能作”が手がける鋳造(鋳造)品。

“能作”は大正5年(1916)、所在地の高岡に400年伝わる鋳造技術を用いて仏具製造を開始した老舗鋳物製造会社。

そんな”能作”の技術で作られた簪は、見る人が見れば分かると言う、通のおしゃれを楽しみたい人におすすめな簪です。

④ 王道の翡翠簪

 
王道の翡翠簪

着物の小物の王道と言えばやはり翡翠ではないでしょうか?

「幸運を呼ぶ」と言われている天然石翡翠で作られた着物の小物は、池田重子さんやIKKOさんなど着物界を代表する著名な方もこぞってコレクションする絶品。

40年50年と深みのある人生を歩んできた年代の女性しか似合わない、極上の髪飾りですね。

⑤ EMBLEMANIA(エンブレマニア)のヘアピン 

EMBLEMANIA(エンブレマニア)のヘアピン

モール刺繍でできた雪の結晶のヘアピンです。

サイズも小さめなので、ショートヘアのアレンジのアイテムの一つとしておすすめです。

インドの職人が一針一針手作業で形にした、こだわりのオリジナル商品で、お手軽な金額でちょっと変わった簪を探している人にはおすすめです。

以上5点が私と同じ40代50代の女性におすすめする簪になります。

ピンやバレッタはサイドの髪をまとめるように使ってもいいし、コームはウィッグなどを付けた際の、あらかくし等にも使えます。

私は普段着物を着る時は、

「簪は付けない派」

ですが、ちょっとしたパーティーなど、普段着物とは違う装いをしたい時は、簪を取り入れてトータルコーディネイトを考えます。
 

以上が40代50代のショートで着物に似合う髪型を自分で簡単アレンジと髪飾りの紹介でした。

ショートヘアーでも、今回ご紹介したポイントを押さえたアレンジの仕方や、アイテム次第でいくらでも大人上品な髪型を自分で作ることが、可能です。

まずは鏡に向き合いながら、自分の顔に合うアレンジの仕方を研究することを楽しんでくださいね。